再会
こんにちは。設計担当長谷川です。
前回のお話の続きを。
毎年、結婚記念日にある小さなレストランへ妻と2人で食事に行きます。
そのレストランはとてもセンスがよくリーズナブル且つおいしいところなので近所では評判のお店らしいです。
その日も料理が提供されるたびに『おいしいね』と妻と言いながら食事していました。
すると、店内をちょろちょろと走り回る子供を捕まえようとシェフが追いかけてきました。
その時『ん?なんか知人に似ているな』と私は感じましたが、『まさかそんなわけないだろう』と思い直しました。
私達がその日の一番最後の客だったこともあり、帰り際『ごちそうさま』と厨房内へ声をかけるとシェフが振り返り『ありがとうございました』と言ってくださいました。
この時『やはりそうだ。間違いない』と感じ『失礼ですが』とお名前を聞くと『○○です』
もう間違いないと自分の名前を告げると『あー!』っと気づいてくれました。
(実は向こうもそうじゃないかと薄々思っていたそうです。)
今まで全く気付かずに数回通っていたお店が調理師学校時代の同級生の店だったなんてこれほど嬉しいことはありません。
その後も数日間なんか嬉しくてニヤニヤしっぱなしでした。
料理で人を幸せにすることができるって本当に凄いことだと思まいます。
私は違う道へと進みましたが『自分も負けてられないな』と感じた瞬間でもありました。
料理の写真をアップしたいのですが、完全に撮り忘れてしまいました。
また次回行った時に忘れずに撮りたいと思います。
デザートが凄く綺麗だったんですよー。